食品・飲料業界大手企業例
企業名 | 平均年収(万円) | 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) |
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日本ハム | 769 | 1.983 | 41.7 | 19.2 |
日清食品 | 762 | 1.050 | 38.3 | 15.2 |
山崎製パン | 568 | 16.174 | 38.0 | 16.4 |
味の素 | 844 | 3.755 | 39.6 | 16.4 |
アサヒビール | 880 | 3.576 | 40.9 | 15.2 |
森永乳業 | 631 | 3.103 | 36.1 | 13.8 |
日本水産 | 745 | 1.213 | 41.2 | 15.4 |
食品・飲料業界の景気動向
食品業界には製粉・食肉加工・加工食品(即席麺・レトルト食品・冷凍食品)など、幅広い分野があります。人口の減少に伴い、市場全体は縮小の傾向にあります。好景気の時は、外食が増加する傾向にあるため、業務用食品分野が伸び、不況時は家庭内で調理する食品の売り上げが伸びる傾向にあります。不況で節約志向が強まる中、低価格化を進める企業が多くなっています。一方で、大手企業の作るプライベートブランド(PB)が増加している傾向がありますが、そのPBに自社製品素材を提供する事も多くあります。そういったPB戦略に活路を見出す戦略も取り入れられています。
飲料メーカーは商品開発のペースが速く、年間に多くの商品を投入するのが特徴です。販売は天候や季節に左右される部分が多く、景気悪化以降は茶・水が苦戦し、今では「低カロリー」飲料や炭酸・コーヒーが好調です。しかし、低価格化により、収益自体は伸び悩んでいるのが実情です。
長期戦略として、アジアや海外市場への進出も検討されています。
ビール市場では、発泡酒より安い"第三のビール"が好調です。また、海外市場も好調で、北米や中国での販売が伸びています。海外でのワインの現地生産や、海外のビール大手企業との提携を狙う動きも活発です。
食品・飲料業界への転職で募集のある職種
営業職
バイヤーや店舗責任者との商談、スーパー・小売店・量販店などでの売り場作りの提案、キャンペーンの企画・販促活動などを通し、自社商品を販売していく仕事です。
マーケティング
消費者ニーズの調査・分析・市場調査などを通じ、効率的な販売システムのベースとなっていくデータを作っていく仕事です。