転職情報サイトを有効に利用するには
転職を考えているなら、まず転職の情報を集めることが大切です。その情報に特化したのが転職情報サイト。まずは転職情報サイトをいかに有効に利用するかをご説明します。
転職情報サイトの種類と特徴を知る!
各転職情報サイトにはそれぞれ特徴があります。ほとんどの職種や業種をオールマイティにカバーしているサイトもありますが、営業職に強いサイトや情報職に強いサイト、対象企業をITや編集業界に限定したサイト、派遣社員・契約社員のためのサイトなど、それぞれの方面に特化している転職情報サイトもあります。
これらの転職情報サイトの特徴を把握し、より自分に必要な情報が得られるサイトに多く登録し、閲覧する事が効率の良い情報収集と言えます。
転職情報サイトの選び方
必ず役立つ2つの転職情報サイト
【リクナビNEXT】 圧倒的な案件の多さが魅力
企業からのオファーの数が登録数より多く、需要が供給を上回る超王道の転職情報サイト。サイト全体で毎月170万件前後のスカウトがあるのはリクナビならではと言えます。失敗が多い人向けの診断や、1300記事以上の転職ノウハウ等、ユニークで役に立つコンテンツが多いので、サイトを見ているだけでも勉強になります。
【はたらいく】 地方や優良中小企業が多い
リクルートが運営する転職サイトの一つ。首都圏よりも地方の求人に強いのが特徴。リクナビに比べて中小企業の案件が多めで、ハードルが低い傾向が有ります。農業法人等の珍しい仕事が多いのも、地方に強いはたらいくならではの強み。30~50代の紹介サービスや、90秒で分かる登録から転職までの流れ等の特集を見ても、「やさしい転職」を意識したサイト運営をしている事が分かります。
長所を組み合わせて使う事がポイント!
転職情報サイトは種類も多いですが、「圧倒的に案件の多いリクナビNEXTを中心に、はたらいくの優良中小企業や地方求人を狙う」のが基本となります。
職種によっては、IT系等に特化したサイトもありますが、上記の2サイトの長所をうまく組み合わせて利用すれば大抵の職種なら十分事足ります。
ただし、リクナビNEXTはそれなりの経歴があれば、ほっといても企業からのスカウトが来る事も多いですが、はたらいくはこちらから積極的にアプローチしていく必要があります。
登録しただけで満足せずに、自分から情報を集めて積極的に応募していく姿勢が無いといつまでたっても転職先の企業は決まりません。
いいと思った企業にはどんどん応募していく癖をつけるようにしましょう。
転職情報サイトの使い方
①希望職種から探す
まず、希望する職種で検索してみましょう。一口に、技術職といっても、制御系技術職、システム技術職、開発技術職など、かなり細分化されています。しかもそのひとつひとつの情報がかなり膨大で、多くの求人情報が表示されます。
それらを一通り確認し、興味のある企業の詳細情報を確認したり、それらの企業のホームページにアクセスすることで、より詳しい情報を得ることもできます。
また、転職情報サイトの多くでは、掲載企業にメールでの質問ができたり、直接応募できるシステムだったりという機能があります。
②条件でさらに絞り込んで探す
年収・勤務地・職種・業種・休暇 等必要な条件を更に打ち込むことで、より自分に適した条件の企業を絞り込んで探すことが出来ます。
高額年収や、有休・各種手当ての充実等、高条件にすればするほど、表示される企業の件数は少なくなります。
最初に調べた「自己分析」を元に、何を優先すべきか、何を切るべきかをちゃんと見極め、条件を絞り込む事が大切です。
③不明な点は積極的に質問していく!
転職活動をしていると、いろいろな疑問が沸いてくるものです。それらを個人で解決しようとすると時間がかかってしまいます。
サイトの質問ページから聞いてしまうのが、絶対に早いです。大抵の転職情報サイトには質問を専門に受け付けるスタッフがいますので、遅くとも24時間以内には返答が来ます。
愚直に続ける事が一番大事!
シンプルですが、上記の3段階の行動を愚直に繰り返していく事が、転職情報サイトを活用する為の王道です。
転職活動に王道はありません。
イイと思った企業に地道に応募し、誠意を持って企業にアプローチし続ける事が、転職活動を成功させる為の一番の近道です。