医薬品業界大手企業例
| 企業名 | 平均年収(万円) | 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) |
|---|---|---|---|---|
| 武田薬品工業 | 954 | 6.334 | 39.0 | 15.5 |
| 第一三共 | 976 | 6.028 | 39.7 | 15.4 |
| アステラス製薬 | 1.035 | 5.563 | 40.5 | 15.5 |
医薬品業界の景気動向
医薬品業界は、「2010年問題」を今も抱えています。2010～2013年にかけて、複数の大型医薬品が特許切れとなります。これを機に拡大するのが「ジェネリック医薬品」です。これは新薬の特許有効期限が切れたあと、同様の成分で、なおかつ安価で提供する医薬品の事です。政府は、高齢化に伴い、増加する医療費を抑制するため、ジェネリック医薬品の普及を推奨しています。その一方で、新薬メーカー各社は新商品を市場へ投入する一方で、特許切れになった医薬品の販売数維持に努める必要があり、こうした背景から、各社はMR（医薬品情報担当者）の人材の強化を図っています。
また、遺伝子組み換え技術など、バイオテクノロジーを活用して作るのが「バイオ医薬品」です。生物本来の免疫機能を活用する"抗体医薬"などの技術開発・導入に期待と注目が集まっています。
医薬品業界への転職で募集のある職種
MR（医薬情報担当者）
医師に医薬品の情報を提供するスペシャリストです。価格交渉や納品業務は別にMSと呼ばれる営業が担当します。
研究開発
新薬開発の第一線の仕事です。一般的にチームを構成し、それぞれのテーマに基づいた研究を行います。
サービスエンジニア
販売した医療機器の保守・メンテナンスを担当する仕事です。
医薬品業界への転職に有利な条件
医療的な知識は勿論、理系の研究が好きな人や実績を挙げてきた人が向いています。また、グローバル企業がますます強くなってきますので、専門性をもち、更に英語力を備えた人が転職に非常に有利になってきています。
