出版業界大手企業例
企業名 | 平均年収(万円) | 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) |
---|---|---|---|---|
講談社 | 非公開 | 948 | 43.0 | 非公開 |
ぴあ | 665 | 220 | 39.1 | 12.8 |
ゼンリン | 515 | 2.035 | 41.1 | 14.8 |
出版業界の景気動向
インターネットや携帯電話などの手軽な情報ツールが広がっている現在、雑誌や書籍の購買者層は減少傾向にあります。しかし、ブログが反響を呼び書籍化し大ヒットをするケースが増えたり、携帯電話サイトを通じて小説を発信する「ケータイ小説」の書籍化など、ネット上でのコンテンツをうまく取り込むことによって、出版の市場は拡大する見込みです。
雑誌などは、今までメジャーだった大衆向け雑誌にかわり、女性をターゲットにした雑誌、団塊世代層がターゲットの雑誌など、特定のターゲットに絞り込んだ専門雑誌が好調の売れ行きをみせています。
また、「iPad」の普及により各種雑誌やコミックの電子書籍化が相次いでヒット。電子上でコミックの1話を無料配信し、読者を誘致する作戦が功を奏しています。今後もネットと雑誌の融合事業は拡大を続けるでしょう。
出版業界への転職で募集のある職種
記者
国内外の事件や出来事を自分の足で探し出して取材し、記事を書く仕事です。取材先の交渉や申し込みを取り付ける事もします。
編集者
出版社や編集プロダクションにおいて、書籍や雑誌の企画・制作をする仕事です。
Web編集者
Webサイトを中心にニュースを配信する仕事です。
出版業界への転職に有利な条件
実績やスキルが何より重視される職業ですので、編集アルバイトなどから下積みで実務経験を積むことが大前提となります。
また、ある程度社会経験や得意分野がある場合、前職や趣味の知識を生かして、その業界の業界誌や趣味の専門誌などに売り込むのが現実的な方法です。
何かに特化した得意分野がある人なら比較的転職が成功しやすい分野と言えます。