企業が求めているもの
企業に「求めている人材だ」と思われるためにどの企業でも将来的に有能な人材を求めています。転職活動で自分がいかに有能であるか、企業に「求めている人材」であると思わせるかを面接でしっかり自己アピールし、希望している企業に入りたいものです。
では「有能」と思われるためにはどうすればよいのでしょうか。
基本的な社会マナーを熟知している
社会人としての基本的マナーを熟知し、丁寧語と敬語を使えるのが大前提になってきます。
面接で口語口調(タメ口)で目上の人間と話すようでは、社内での折り合いに支障が出てくるでしょう。相手に応じて言葉を使い分ける日本人としてのマナーが問われます。
コミュニケーション能力があるか
仕事はチームプレイです。特に一つのプロジェクトを社員で行うときは、お互いの理解や円満な関係を続ける事ができるコミュニケーション能力が必要です。
面接で前職場の悪口を言うような人は、新しい職場でもトラブルを起こすのではという懸念が産まれ、敬遠される傾向にあります。
明確な目標があるか
「将来の目標は?」という質問を面接でされるケースが多くあります。
これは長期で物事を考えられる人なのかどうかを確認されています。
一過性の労働力ではなく、将来を見据えたビジョンを持ち、会社で長期に渡って戦力になれるかどうかも採用の大きな一つの基準になっています。
謙虚さ・誠実さ・素直さ
本当に有能な人は傲慢な態度を取りませんし、顔に出すこともありません。
周囲の意見を謙虚かつ素直に取り入れられる人には、仲間が集まりますし、より多くの知識を取り入れられるため、成長も早いのです。
自分の能力を過信せず、周りに対して常に謙虚・誠実・素直であること。
これが会社でも可愛がられ、能力を伸ばす近道なのです。
第一印象は採用の可否を左右する!
外見で損をしないために、身だしなみはしっかりと!多くの企業の採用担当は、人物性は、第一印象でほとんど判明すると言っています。
自分の髪型や服装に気をつけられない人が、仕事でミスをしないわけがありません。
実は面接の最初の数分で合否は決まる場合がほとんど。
そしてそのうちの半分以上は外見が重視されているのです!
清潔感溢れる服装を
髪型、服装、爪、足元は要チェックです。靴の踵をはきつぶしていたり、ちょっとした寝癖、シャツのはみ出し。こういった点は「だらしない」という印象を与えるでしょう。
だらしない人は仕事の管理も、時間にもルーズです。
仕事の納期を破ったり、遅刻したりという懸念を企業に与えてしまいます。
わかりやすく、はっきりとした口調で話す
小さ過ぎる声、下を向いた話し方、堂々巡りな話し方はマイナスです。
わかりやすく、はっきりした口調で、企業に何をアピールしたいかをしっかり伝えましょう。
「ありがとうございました」「失礼します」などの丁寧語もきちんと使うこと。
最近の新卒者に「ありがとうございました」「すみません」などという言葉がなかなかでない人が増えています。面接前にきちんと言えるか、鏡や知人に手伝ってもらって練習しましょう。