コンサルティング業界の景気動向
リーマンショックによる不況の影響はありますが、コンサルティング業界は引き続き成長していく市場です。
海外進出や消費者のニーズに応えた経営の多様化、煩雑化により、企業経営が複雑になり、海外に支店を出すなど、世界的な動きが加速するなか、企業は専門知識を活用するなどし、客観的に観察して状況を認識、問題点・原因を分析し、対策案を示して企業の発展を助ける専門である、コンサルティング会社の助けなしには同業者より先んじるための経営を実現できないからです。
徹底した実力主義の世界
外資や大手戦略ファームでは、「アップ オア アウト」という言葉があります。つまり「年収を上げるか会社を辞めるか」という事で、『仕事、年収、両面で現状維持は許されない（退社してもらう）』ということです。
年齢や勤務年数より、実績・役職で給与が変わっていく実力主義の世界ですので、成果をあげられればそれに見合った報酬を約束されますが、出せなかった場合は会社から去って貰う事も否めないという非常に厳しい世界です。
また、そういった実力主義の業界ですので、ヘッドハンティングが非常に多く、経験を積み、専門スキルを持った中途採用を多く採用する傾向にあります。
コンサルティング業界への転職で募集のある職種
人事コンサルタント
企業が自社の人材を最大限に利用するための支援を行う仕事です
ITコンサルタント
IT関連ツールやITに関する専門知識を駆使し、企業の業務改革サポートする仕事です
会計コンサルタント
企業の財務会計、管理会計業務について、客観的な立場から調査を行い、一番効率の良い方法を提案・サポートする仕事です
戦略コンサルタント
企業のこれまでの経営動向、同業会社などを調査し、今後どのような経営方針で運営していくべきかを客観的に判断し、アドバイスしていく仕事です。
コンサルティング業界への転職に有利な条件
コンサルティング業界の採用は中途採用が主力で、どの会社も新卒以上に中途採用を行っています。実力があれば上に行ける業界ですので、ヘッドハンティングも日常的に行われています。転職に関してもオープンな業界です。幅広い人脈や深い専門知識をフルに活用できる人が向いているでしょう。また、成果主義のため、そういった競争や人間関係に自信がない人には不向きです。
