退職後のブランクがある場合の自己PR文章の書き方

退職後のブランクがある場合の自己PR文章の書き方

退職後のブランクがある場合の自己PR文章の例

 拝啓 貴社益々ご隆盛のこととお喜び申し上げます。


 さて、*月*日発行の転職情報誌××におきまして、貴社が営業事務職社員を募集していることを知り、応募させていただきました。
 私は××年4月から○○年3月までの5年間、株式会社××の営業部にて主に受発注業務を行なってまいりましたが、**県の実家で野菜の販売業を営んでおります父親が病気による入退院を繰り返すようになり、この3年ほど家業を手伝っておりました。幸い父は2年前に退院し、その後は自宅で療養をしておりましたが、半年前より家業に復帰しました。現在は主治医も完治を認め、今後の仕事には支障はないという診断が出ております。
 3年間のブランクはありますが、家業でもパソコンによる受発注を行なっておりましたし、顧客管理のためのデータベースシステム構築もいたしました。基本的な営業事務のスキルはそのまま保持していると考えます。
 つきましては、ぜひ貴社の営業事務職に携わり、自分の能力に磨きをかけたいと思っております。
 面談の機会をいただければ幸いに存じます。

 何卒、よろしくお願い申し上げます。

敬具


ブランク期間をどのように過ごしてきたかをアピールする

ブランクをどのように応募企業に生かせるか

6カ月以上職歴にブランクがある場合、「転職活動のみを行ってきた」と説明すると、企業側に「どの企業にも採用されない応募者」という、印象を与えかねないので安易に転職活動に従事してきたという自己PRは避けたほうが無難です。

このような場合は、応募企業でやりたいことを明確にし、ブランク期間も業務に何ら支障がないと説明したうえで、「その希望にマッチングする企業がなかったのでブランク期間がある」ということを説明しましょう。

ブランク期間でのスキルアップを説明していく

アルバイトでも、応募企業と結びつく職種なら記載

転職活動と並行して資格取得やスキルアップに努めてきたことを記載するのも、有効で強く印象づけられるアピールと言えます。

実際に専門学校や学習期間があった事実があれば、学んだ内容も具体的に書き、取得した資格などがあれば合わせて記載すると、ブランクのマイナスイメージを払拭でき、良い印象を与える事ができるでしょう。

空白期間の曖昧なスキルアップはイメージダウンに!
応募職種にまったく関連性のない知識や技能を記載すると、ブランク期間を埋めるために無理やりこじつけているように受け取られてしまい、志望動機に信憑性がなくなってしまう事ががありますので気をつけましょう。

それよりも関連する知識や技能を膨らませ、応募先企業で「こういうことがしたい」
「こういう事に魅力を感じる」という方向に文面を作っていくほうが、ブランク期間を有効に過ごしてきた印象を与えることができます。

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