リストラ後の転職の場合の自己PR文章の書き方

リストラ後の転職の場合の自己PR文章の書き方

リストラ後の転職の場合の自己PR文章の例

 拝啓 貴社益々ご隆盛のこととお喜び申し上げます。


 さて、*月*日発行の転職情報誌上におきまして、貴社が自社店舗での売り場主任を募集していることを知り、私の今までの経験を生かせる職種と考えて、応募させていただきました。
 私は今年の3月までの5年間、大手百貨店の食品売り場で働き、3年前より売り場主任を担当しておりました、店舗は新宿にあり、競合他社も多いのですが、主任になって半年後に前年同月比で売上を25%伸ばしました。顧客マーケティングにも携わっておりましたのでその結果を生かし、週単位で行なうイベントを行ったところお客様に好評であり、リピーターを増やせたことが要因と考えます。また、仕入れ業者やフロアスタッフの管理もスムーズに行っておりましたので、その点も自信があります。
 しかし、近年続いている不況により、先の勤務先では店舗数を縮小、特に食品部門においては大幅な事業縮小が行われました。これにより、食品部門から他の部署への異動を打診されましたが、他の部署ではそれまでの経験が生かせず、また私自身も食品販売の仕事を誇りにしておりましたので、早期退職制度を使って退職しました次第です。
 貴社におかれましては、仕入れ業務の効率化と専門スタッフの育成を強みに成長を続けておられ、その点をとても魅力に感じております。
これまでの私の経験を生かし、スキルをますます伸ばしていけたらと考えております。
 面談の機会をいただければ幸いに存じます。

 何卒、よろしくお願い申し上げます。

敬具



リストラの理由は素直に記載しても大丈夫

応募者に前向きさ、明るさがあるのが大切

リストラ後の転職はどうしても暗くなりがちです。しかし気持ちを切り替えて転職に臨む姿勢が大切で、応募企業にも評価されます。

退職理由に注意する

「一身上の都合」は逆効果!

退社理由は「都合により退社」「会社都合により退社」で問題ありません。

ここで気をつけたいのは「一身上の都合により退社」と書かないことです。結構安易に書いてしまう人が多いのですが、一身上の退社というのは、自分の問題で退社ということです。安易に書くと勘違いされますので、注意しましょう。

面接の際に理由を聞かれたらその際に説明すれば問題ありません。リストラならリストラと言いましょう。ただ同じリストラにも理由はあると思うので、単にリストラされただけでは印象が悪くなるので、業績悪化等の理由をつけて言いましょう。

嘘だけは絶対やめ、本当のことを言うようにしてください。
嘘は絶対にバレます。

前会社に責任のあるような伝え方をしない!
例えどんなリストラの経緯があっても「解雇された」という言い方はやめましょう。
会社にもリストラを行う経緯や都合があります。それを汲み取れる寛大な心を持つことが大切です。

前会社の悪口を言ったり、守秘義務内容を口外しない!
会社の悪口を言ったり、会社の守秘義務内容を口外する事は絶対にNGです。
企業側は「就職して、自分の会社でも悪口を言ったり、守秘義務内容を口外するのではないか」と懸念します。

退社の経緯がどうであれ、会社の悪口や守秘義務を口外することは絶対にやめましょう。就職への道が閉ざされるだけでなく、あなたの人間性の評価も落ちてしまいます。

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