金融業界の労働環境
自宅へ仕事を持ち帰る事も多い金融業界の労働環境は、総じて厳しい状況にあると言えます。残業は制限され、自宅に持ち帰って仕事をするのも、やむを得ない事が多々あるという事です。
しかし、全ての金融業界の従事者がそうというわけではありません。従来の一般職と言われるに相当する職種では、時間のゆとりがあり、転勤も原則伴わない事が多いです。
プライベートな時間を大切にするか、キャリア・スキルアップを優先し専念するかで、労働環境への見方は変わってくるでしょう。
勤続年数は総じて長めの金融業界
金融業界では、銀行の平均勤続年数が総じて長めです。銀行全体としては平均14~15年前後、地方銀行では20年前後のところもあるくらいです。
その他、証券・信販・消費者金融業を中心に10年前後も多く見られます。ただし、企業の合併・再編により、平均勤続年数をリセットする場合も多々あり、極端に短い平均勤続年数の場合は、その可能性も視野に入れて、よく実態を調べておくことが必要です。