国民年金とは
国民年金のしくみ 国民年金は、すべての人に基礎年金を支給する制度の事です。 会社員や公務員はもちろんのこと、自営業の人や学生、また、無職の人なども、「20歳から60歳までのすべての人」が国民年金に加入します。これは病気やケガで障害が残ったとき、夫に先立たれたとき、老後の生活など基礎年金を支給し、経済的な支えをおこなうことを目的としています。
国民年金はみんながお互いに協カして、将来の生活を支えあう制度なのです。
国民年金の対象被保険者は大きく分けて
・第1号被保険者
・第2号被保険者
・第3号被保険者
にわけられます。
2階建て年金制度
国民年金制度では、すべての人が共通の基礎年金を受けます。国民年金にしか加入したことのない人は、共通の基礎年金だけを受け、職場などで厚生年金や共済組合に加入した人は、共通の基礎年金とそれぞれの制度から給料に比例した上乗せ年金を受けるようになっています。いわゆる2階建ての年金制度となっています。
第1号被保険者
加入資格 日本国内に住所を有する20歳以上60歳未満の自営業者・農林漁業従事者・学生・フリーアルバイター・無職の人など申請期限
退職の翌日から14日以内
手続き場所
所在地を管轄する市町村役場
必要なもの
印鑑・年金手帳・離職票など、退職日を証明できるもの
保険料
一律13.300円
第2号被保険者
加入資格 会社員・公務員・厚生年金や共済年金に加入している本人 （65歳以上で老齢（退職）年金などの受給権者は除く）申請期限
資格取得日から5日以内
手続き場所
勤務先などが主に代行します
必要なもの
印鑑・年金手帳など
保険料
各年金制度が一括して負担
第3号被保険者
加入資格 20歳以上60歳未満の第2号被保険者の被扶養配偶者申請期限
退職の日から30日以内
手続き場所
住所地管轄の市町村役場
必要なもの
印鑑・年金手帳（本人と配偶者の分）
健康保険証など、被扶養者を証明できるもの
保険料
各年金制度が一括して負担
