自動車業界大手企業例
企業名 | 平均年収(万円) | 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) |
---|---|---|---|---|
トヨタ自動車 | 711 | 71.567 | 37.9 | 15.0 |
本田技研工業 | 698 | 26.121 | 43.3 | 22.1 |
日産自動車 | 627 | 29.878 | 41.8 | 20.1 |
スズキ | 513 | 14.504 | 35.5 | 13.3 |
自動車業界の景気動向
日本国内は、少子化による人口減少と若者のクルマ離れが進み、市場成長が伸び悩む時期がありましたが、2009年~はエコカー補助金の後押しもあり、エコカーやハイブリッド車の販売が飛躍的に伸びました。また、メーカー各社は近年、海外への市場開拓を強化。販売数を大幅に伸ばしました。米国ゼネラルモーターズの破綻により、トヨタは販売台数世界一を獲得しています。
今後の市場を牽引すると言われているのが走行中に二酸化炭素を排出せずに走れる「環境対応車」。ハイブリッド車、電気自動車などです。これらの環境対応車を量産しながら、新たな商品の開発に尽力し、市場の活性化を狙っています。
「海外(特にアジア)市場」と「環境対応車の開発」が自動車業界の今後のキーワードといえます。
自動車業界への転職で募集のある職種
営業職
自動車メーカーの営業職がクルマを売る相手は「ディーラー」と呼ばれる自動車販売会社です。販売企画職の側面が強い仕事です。
購買
何万点にも及ぶ自動車部品を、各部品メーカーから調達する仕事です。優れた自動車を創り出すためには、性能などが優れた部品を仕入れる確かな目が求められます。
インダストリアルデザイナー
自動車全体や各パーツをデザインする仕事です。
自動車業界への転職に有利な条件
今、自動車業界は「環境への対応」「電気自動車のさらなる開発」「世界進出」と多くの面で転換期を迎えています。顧客のニーズは国内だけに留まらず、海外でのニーズも敏感に感じ取り、形にしなければいけません。クルマのデザインひとつも、顧客がどんなデザインを好むのか等にもアンテナを張り、時代を代表する最先端のデザインを提唱し続けていく必要があります。