石油業界大手企業例
企業名 | 平均年収(万円) | 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) |
---|---|---|---|---|
出光興産 | 831 | 4.494 | 43.5 | 23.1 |
コスモ石油 | 801 | 2.180 | 41.6 | 20.7 |
東燃ゼネラル石油 | 965 | 1.631 | 43.9 | 22.6 |
昭和シェル石油 | 920 | 930 | 44.5 | 21.1 |
石油資源開発 | 822 | 869 | 38.5 | 16.9 |
石油業界の景気動向
石油事業は、油田開発・原油採掘などの"上流部門"と、原油の精製・販売などの"下流部門"にわかれます。利益が大きいのは上流部門ですが、上流部門は欧米や中東諸国で、日本の石油会社の事業は下流部門が中心です。
日本の石油会社は、原油の99%以上を輸入に頼っているため、原油価格の変動に業績がまともに左右されてしまいます。そして、国内需要が伸び悩み、海外もインドや中国には大型精油所が建てられ、市場拡大は期待薄の状況です。
今後は業界の再編を急ぐと共に、電子部品に使用する高機能樹脂などの「化学品事業」の開発・増産に取り組み、新たな需要開拓を測っています。
石油業界への転職で募集のある職種
営業職
顧客は個人と法人です。自社が扱うエネルギーの利用促進活動を担います。
研究・開発
次世代エネルギーや環境を考えたクリーンエネルギーの研究・開発、用途の拡大など、10年先・20年先を見据えた仕事です。時代の移り変わりなど、高い先見性が求められます。
利用者対応
安心・安定供給のための仕事で、検針、料金徴収などを行います。顧客との接点を持つ機会が多い仕事なので、顧客のニーズに敏感に対応するアンテナと、コミュニケーション能力が必要とされます。
石油業界への転職に有利な条件
高圧ガス製造、冷凍機、ボイラー、作業主任者などの資格をひとつでも取得していると転職に有利なようです。例え営業でも、資格を取得し、知識を持っていると商品の説明や、接客時により詳細な説明をすることができます。専門職なので資格があって損はなく、転職に有利に運ぶでしょう。