受け取るもの、返却するもの

受け取るもの、返却するもの

退職時に返すもの・受け取るもの

退職する前までは自分のように扱っていたものでも、退職するときは会社のものですから、会社へ重要書類を提出したり貸与品を返却することになります。会社の機密事項が入ったデータなどは持ち帰ると会社とのトラブルになる可能性がありますので、整理し、速やかに返却しましょう。

また、離職票など、退職後の転職活動などに使う書類など受け取り漏れがないようにしましょう。

退職時に会社に返すべきもの
①健康保険被保険者証
その会社で加入していた健康保険は退職と同時に失効となりますので、無効となった保険証は返却します。

②社員証やIDカード等の身分証明書類
社員であることを証明する身分証明書類は全て退職時に返却します。

③制服、作業着
もし貸与を受けている物があれば返却します。なるべくクリーニングに出して気持ちよく返却しましょう。

④書籍や参考資料、事務用品などの備品
ささいな事務用品でも、社費で購入したものは全て会社の所有物ですので返却しましょう。

⑤社内関係書類
企画書や資料・データ等、業務上の資料や書類は自分自身で制作したものでも原則として会社の所有物ですので返却しなければいけません。

退職時に会社から受け取るもの
①離職票
失業給付の受給手続きの際に必要となるものですので、退職時にすでに次の転職先が決まっている場合は必要ありません。退職後10日前後で会社から郵送されるのが一般的です。もし退職後10日を過ぎても交付されない場合は会社に問い合わせましょう。

②源泉徴収票
年末調整に必要な書類です。年内に新しい会社へ転職する場合は転職先に提出します。年内に転職しなかった場合でも自分で確定申告を行う必要があります。

③雇用保険被保険者証
雇用保険の手続の際に必要な書類です。転職先の会社に提出します。

④年金手帳
厚生年金保険の加入していることを証明する手帳です。転職先でも同じものを使用するため、転職先へ提出する必要があります。失業中に国民年金の種別変更を行う際にも必要になりますので必ず受け取っておきましょう。

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