募集要項の読み方

募集要項の読み方

募集要項の内容と意味

応募者を募る際に用意する応募の条件や募集する内容の概要を記載したものです。 会社が求人を行なう際に作られ、その求人に求められる能力や待遇などを記載する書類になっています。

応募者はこれをみて自分にあった企業か判断し、応募しますが、ここではその募集要項の読み取り方について説明します。

職種・仕事内容
同じ職種名でも、企業により業務内容や、範疇が異なる場合があります。
同じ職種に転職する場合でも、仕事内容や業務形態を事前にしっかり把握しておく必要があります。

資格・年齢制限
資格必須の条件、年齢制限の有無などが記載されています。
しかし、一定の目安として企業が設定している場合があるので、年齢など、大きく掛け離れていない場合は問い合わせてみるのも良いでしょう。

雇用形態
正社員以外ですと、契約社員や、アルバイトなどがあります。雇用形態が複数合ったり、全く違う待遇だったりするので、確認しておくことが大切です。

勤務地
実際に勤務する場所です。勤務地候補が複数ある場合は、希望地を面接時に伝えておくと良いでしょう。

勤務時間
一般的には就業規則の勤務時間を指します。平均残業時間等は記載されません。

フレックスタイム制
フレックスタイム制とは勤務時間がある程度自由に選べる勤務制度のことです。
これは始業時間や終業時間が自由となっていて、個人の生活にある程度合わせる事ができます。

給与
固定給、固定給+歩合制、完全歩合制 のどれに該当するかを事前に調べておきましょう。
給与の金額は「額面」となっているのが一般的です。
「額面」とは、基本給に諸手当を含んだ差し引かれる金額のことです。

「手取り」とは、そこから所得税、住民税や社会保険料など、各種手数料が引かれて、会社から支払われ、実際に手にする金額のことです。

差し引かれる金額は、およそ「額面」の20%以内になっているのが理想です。
その他にも企業によっては、組合費や社内預金などを差し引かれることもあります。

各種待遇
各種手当て、昇給、賞与、社会保険、退職金などを指します。企業によって大きく差がある箇所の一つですので、自分の優先すべきもの、希望をしっかり準備し、照らし合わせて検討しましょう。

休日・休暇
週休2日制なのか、休日出勤があるのか、有休はいつから配布されるのか等をチェックしておきましょう。

週休2日制には「完全週休2日制」と「週休2日制」がありますが、似ているようで中身は全然違っています。

「完全週休2日制」とは、年間を通して1週間のうち必ず2日は休めるという意味で、一般的に土曜と日曜、業種によっては平日が休みになります。

「週休2日制」とは、ひと月のうち最低1週は2日休めるということを意味しているだけです。

例えば、ひと月のうち週2日休めるのは1週だけで、ほかの3週は週休1日という場合であっても「週休2日制」に入るので注意しましょう。

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