転職するかしないかをもう一度考える
本当に必要ですか？転職についてもう一度考えてみましょう。入社から3年前後をピークに転職をする若い世代が非常に多い傾向にありますが、彼らの全てが転職によってよりよい状況に好転しているかとは限りません。
「転職するんじゃなかった」「前のほうが良かった」と感じている人もいるでしょう。転職が必ずしも最良の結果を持ってくるとは限らないのです。
転職には膨大な時間と労力・パワーが必要
転職と一口にいっても、それはとても大変な作業です。自分を客観的に判断・分析するだけでも大変な時間がかかりますし、膨大な情報の山から応募する企業を決めるのもかなりの日数を要するでしょう。
しかし、中途半端な自己分析や企業探しでは、臨む企業に就職できません。転職を成し遂げる（ここでは自分の理想とする企業へたどり着くという意味で使います）には、膨大な時間・労力・根気・パワーが必要なのです。
ここでしっかりと時間を惜しまず、情報収集や企業分析ができたなら、あなたの転職活動は成功を約束されたともいえます。
転職が必ずしも成功するとは限らない
「思った仕事をさせて貰えない」「前より月給が下がった」という転職の失敗の話は決して少なくはありません。また、同じ会社に勤め続けると、他の会社がより良く見えてくることもしばしばあります。
今の会社の将来性をじっくり考えた上で転職活動を行うことが大切です。
「今」や「目先」を比較した転職は失敗する可能性があります。
転職に臨むための3つのポイント
①転職後の自分を想像する一番実現したい、自分の理想像を持ちましょう。「上級エンジニアとしてプロジェクトを統括する」「業績を伸ばして給与を月収30万円にする」などです。
ここで自分の姿が思い描けないと目的が語れず、達成もできません。
何より、転職を成功させるぞ！というモチベーションが上がらなくなります。
②自分の価値を知る
自分のスキルや実績が客観的にどのように判断されているかを知っておくことです。
これを知っておかないと企業選びも自己PRもあやふやなものになります。
③転職＝転社である
会社には社風というものがあり、仕事の進め方や、顧客への対応方法等、会社によって差があります。上層部の考え方も前の会社とは違うでしょう。
これらの差を頭に入れ、「前の会社ではこうだった」という話を持ち出さないようにしましょう。貴方の今の会社はどこなのか、しっかり考えましょう。
