ビジネスにおける言葉遣いの大切さ
同じ意味でも伝え方を間違うと低評価にどんなに能力が高く、高い技術者として実績を残していても、言葉遣いが正しくなければ社会人としての信用は得られません。そこで、言葉遣いの重要性と基本ルール、ビジネスシーンでよく使う敬語の使い方と注意点をきちんと知っておくことが大切です。
基本的な話し方
Yes→「はい」「そうです」イエス、肯定の返事はまず、その意志を示してから、その根拠や理由を言うようにしましょう。
No→「わかりかねます」「~致しかねます」
「できません」「わかりません」だと直接的すぎて、相手にぶっきらぼうなイメージを与えてしまうので、相応しくありません。
お願いする→「おそれ入りますが...」「~をお願いできますか」
「お願いします」だと強制にもとらえられます。質問形式にし、相手の都合も受け入れられる余白を残す事が大切です。
人の呼び方
×自分 ○わたくし「わたし」より丁寧な言い方です。
勤務先の会社→「当社」「弊社」
「うちの社」「我が社」は不適切です。
相手先の会社→「貴社」「御社」
「A社様」と名前で呼ぶ場合もありますが、「貴社」「御社」でも構いません。
話し方のタブー
意味のない口癖「やっぱり」「一応」「結局のところ」等、無意識に使ってしまいがちな口癖を見直しましょう。
相づちを繰り返す
「はいはい」「ええ、ええ」「そうそう」等。相手を馬鹿にしているような印象を与えてしまいがちです。相づちは一回うつようにしましょう。
口語的な語尾
「~じゃん」「~でさー」等。プライベートでよく使っている人は、ビジネスシーンでもついつい使ってしまいがちです