前向きな理由であることをアピールする
回答例私は2年間、営業外回りのセールスをしてきました。販売する製品は大変評判が良く、顧客数・固定客にも恵まれておりました。しかし、その分、新規開拓に積極的ではなく、固定客向けの商品開発に重点が置かれ、それがさらに新規開拓から遠のいていると感じておりました。
多くの新規のお客様から、もっと初心者向けの製品を出して欲しいという要望が多くなってきたため、私は製品開発において、新規開拓向けの製品にも力をいれるよう提案をしてきましたが、一度も製品部会議に取り上げられる事がありませんでした。
私は、新規開拓へ向けた商品開発と、それに応じた営業が、今後の固定客拡大に向けて大切な課題だと考えております。そして、現在の会社では、希望する営業スタイルが確立されず、お客様の声を取り上げることができない現状だと判断し、転職を決意した次第です。
回答例のポイント
転職理由はスキルアップのため転職理由は、自分の目的への実現や、スキルアップのためというのを第一理由にしましょう。その目的やスキルアップが現状の会社では果たせないため転職を決意し、その結果として退職したという理由です。
自分の希望と視野、将来への展望を明らかし、伝えることが大切です。
現会社の不満を口にしない
「人間関係に恵まれなかった」「社内の風紀が気に入らなかった」等、職場での人間関係や、社内の雰囲気を理由にしてはいけません。ネガティブな理由に映り、あまり良い印象は与えません。また、周囲との協調能力に疑問を抱かせます。
このような人物は就職先でも人間関係を理由に辞めたり、問題を起こしたりするのではという危惧を面接官は抱いてしまうのです。
自分が挙げた努力や成果を強調する
会社への不満をただ伝えるだけではただの愚痴で終わってしまいます。その中で自分がどれだけ改善に尽力したかを協調して伝えましょう。
「現在のチームでは改善が見込めないので、他チームから応援を呼び、任務に当たった」等です。積極性と臨機応変能力が伝わるようにしましょう。
解決できない現状と判断し転職へ
上記にあげた、自分なりの相当な努力を払っても、結果的に会社に反映されなかったことを説明しましょう。「会社方針なのでこれ以上は受け入れられなかった」等、やむを得ない状況であったことをきちんと説明しましょう。