会社の研究意欲と入社への意欲を問う
回答例御社については以前から興味がありました。近年、数多くある家電メーカーの中での急成長や、常に時代の先をいく商品開発からみられる時代の先見性の素晴らしさなどが理由です。
しかも、一つの家電に対して、用途や使い勝手だけでなく、世代世代が好むであろうデザインを常に先見し、形にしていく所に私は惹かれています。特に、「サイクロン掃除機○○○」や、「デジタル認識機能エアコン△△」はそれまでの家電のイメージを大きく覆す画期的なものだったのではと感じています。
そして、今回の応募にあたり、御社は企画開発にあたり、外部スタッフをほとんど起用していないという点に大変驚きました。
よほど有能なスタッフ、高度な企画開発環境があるのではと思いました。そのような環境の中で、顧客を常に驚かせる斬新な製品を開発したいと思い、応募させていただきました。
回答のポイント
会社概要を読み上げるだけではダメ「何年度設立で、どういう商品を主力に扱っている」等、会社概要にあるような事を答えても全く意味がありません。会社概要は当たり前として、主力商品、事業展開、近年の動向等、少なくともこれらの点を自分なりに調べ、まとめあげておくことが大切です。
会社概要などでどこでも目に付くような情報の読み上げでは採用への意欲を感じられる事はないでしょう。
調べた結果、応募に至った経緯を詳細に
面接官はこの質問を通し、応募者が自社をどれだけ調べたかをきいてきますが、それだけではすまされません。一歩踏み込んで「なぜ応募に至ったのか」をきいてきます。
回答の中に、調べた上で、抱いたであろう、興味を持った点を自分の中でさらに煮詰め、回答にしていく事が大切です。ただし、無理に誉めたり、無条件に「イエス」だけを盛り込むのはダメです。きちんと「自分の意見」として述べましょう。