将来的なキャリアプランと先見性を問う
回答例御社に入社いたしましたら、市場を広げる製品開発の一環として、小中学生が使うのに特化した、学生向けパソコンの製品開発に取り組みたいと思っています。これから少子高齢化時代を迎え、子供を対象とした市場というのは縮小化の傾向と思いますが、だからこそ、親が子供一人当たりにかける教育費や費用は莫大なものになってきています。
子供向けといっても、ただ安直に安価で機能が少ない製品だと、飽きられてしまいます。また、ご両親が買い与えないのではないかと思います。ですから、お子様がお喜びになるのは勿論、ご両親も安心して買い与えることができるような性能の製品を開発していきたと思っています。
また、海外に目を向けると、海外での子供の人口はどんどんと増えています。御社のそのような先進的な子供向け製品というものを世界展開していくことができれば、御社の世界でのシェアの拡大になっていくのではと思います。その発展の一端を担いたいと思っています。
回答例のポイント
幅を持たせて説明する企業はある程度職種に幅を持たせて、応募者のスキルや仕事の傾向をみて判断する場合があります。ですので、希望する仕事内容を事前に明確にしておくことが重要になります。
相手に柔軟性をみせようと「どんな仕事でも大丈夫」のような受け答えをすると
逆にやる気がないのではと思われてしまう可能性があるので、注意が必要です。
一歩踏み込んだ希望を
「営業職を希望」「IT部署希望」だけでは気持ちが伝わらないでしょう。営業の何がしたいのか、IT部署でどのような仕事をしたいのか、一歩踏み込んだ希望を伝えていきましょう。
例えば「営業職で顧客のニーズを汲み取りつつ、新規開拓を目指していき、売上増を目指します」と具体的に示すことで、企業のほうでも雇用を検討する上で現実味が伝わるでしょう。
自信と前向きさをもって希望を
入社当初は例え無理な目標であっても、スキルアップを重ねていく事で、将来的に可能であるという自信と前向きな展望を示しましょう。志の高さは高評価につながります。